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『…そうだな。大馬鹿野郎だって、２年前からずっと自分でも思ってる。…それと…会議室の件だけど…書類見てくれって言われて見てたらいきなりキスされて…俺の意思じゃない。』
1人だけのBARの中、響く広臣の無駄に良い声。
「…分かってんじゃん。…で？何？…あの子と付き合ってる報告ならいらないよ、別に。あの子が嫌がるなら、今回の仕事も担当替えてもらうから安心して。」
鼻声だけど、もうどうだっていい。
最後なんだし。
『…お前、俺の話聞いてた？』
「…何が？」
『…電話じゃらちあかねーな。…今1人だろ？』
「1人じゃないわよ！婚約者と一緒にいるの！」
叫ぶように言った後、臣ベアにぎゅうっと抱きついて目を瞑ったら…
カラン…とドアの開く音と…
『「…お前の婚約者って、この毛むくじゃらで合ってる？」』
スピーカーから聞こえた声と背後から聞こえた声が重なった。
涙の中、臣ベアを抱きしめたまま、後ろを振り返ると…
息を切らせて…額から汗を流した広臣が…
私を愛おしそうに見つめてる。
…
…
…
「…もう…やめてよ…勘違いすんじゃん。」
「…どんな勘違いだよ？」
電話を切った広臣が、私に一歩近づいた。
「…広臣が…まだ私を好きかもって勘違いだよ。」
嫌々と首を横に振って俯いたら…
「…それって、お前が俺のことまだ好きって前提の話だよな？」
優しいトーンの声が降ってきて…
「…そうだよ！悪い！？」
逆切れして顔を上げた瞬間…
私の顔は広臣の両手でしっかりとホールドされて…唇が重なった。
「…悪くないよ、大歓迎。」
呆然として涙が止まった私に一言そう言った広臣は…その後…私がギブアップするまで…深いキスを繰り返した。
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みほこ(プロフ) - まるさん、ありがとう♪癒しどころかビタミン注入！ちょうどこれからアナザースカイの再放送!!まるさんのお話プラス映像でもっと(*^^*) ウフフ (2020年7月26日 1時) (
レス) id: 6b3f9fe695 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - みほこさん» お仕事お疲れ様です(*´-`)少しか癒しの時間になれたとしたらとっても嬉しいです(*^_^*)是非とも主人公になってくださいませー(//∇//)今夜、臣さんがお家に行くので…ビールの買い溜めを！テーブルの上でデコチューされてください(//∇//) (2020年7月25日 21時) (レス) id: 7471c7ad9a (このIDを非表示/違反報告)
みほこ(プロフ) - まるさん、今回のお話もありがとうございます!! (2020年7月25日 21時) (レス) id: 6b3f9fe695 (このIDを非表示/違反報告)
みほこ(プロフ) - 世は連休！でも関係なくお仕事、ピリピリしつつ通勤電車に揺られて。ついつい頭がそっちにもっていかれがちでしたけどきゅーーーん♪もうお話読むだけじゃなくて主人公になってました(笑)うちにぬいぐるみはないけど、あったらぎゅーって抱きついちゃう♪(笑) (2020年7月25日 21時) (レス) id: 6b3f9fe695 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ミイナさん» 手探りで書いてみました(//∇//)ミイナさん、いつもありがとうございます！◎まる◎は書いたお話に皆さんがコメントやメッセージをくれる日がついてる日ですー(≧∀≦) (2020年7月25日 15時) (レス) id: 7471c7ad9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2020年7月24日 17時
