検索窓
今日:18 hit、昨日:8 hit、合計:46,631 hit

003 ページ3






『すっげぇ自信!』



隣から聞こえてきた声に私も香奈もフリーズした。



「…ねぇ…私たち笑われてない?」


「まさか…隣の会話でしょ?」


小声で顔を近づけて話していたら…


パーテーションからひょこっと出てきた顔…


…ハーフ?


突然のことに、2人でその顔を凝視したら…


「あ、確かに。すげー美人さん。」
ニコッと笑った彼に、向かいの香奈が『あ!』と驚いた声を出すと、ハーフ?の彼は“しーっ”と人差し指を口に当てた。


「え?知り合い?」

そんな彼と香奈の顔を見比べると…

「あんた、冗談でしょ?」

信じられないって顔で香奈が私を見てきて…

え?何が?

もう一度さっきの彼を見ようとしたら…

続いて、ワンコみたいな笑顔の男の人が顔を出して…


「あ!本当だ!臣さん、言ってる矢先に出会えたよ、ハイスペック女子!」

嬉しそうにそう言うと…



「はあ?何言ってんの?」

最後に顔を出した男の人は…


冷たそうな印象のそこらの女の人より綺麗な男の人だった。




「…嘘でしょ…。」

放心状態の香奈に…

「…だから…何が?」

クエスチョンマークが飛び交う私だったけど…






…数分後…





何故かその後VIPルームに招待されて5人で飲むことになり…





…彼らが、有名なアーティストだと言うことを知り…





「ってかさー、有名人だからそんな無愛想なの?」


「は?有名人とか関係なくね?」


「自分にさぞかし自信があるんでしょうねぇ」


「いや、お前ほどじゃないけど。」


「私、女性のこと“お前”って呼ぶ男、ホント嫌い。」


「あー、何だっけ?そう言えばさっき、たいそう立派な名刺くれましたもんね。七海Aさんでしたっけ?」




…失恋ヤケ酒の勢いで



…何だか余裕ぶったこの男…登坂広臣が鼻について…



…不毛な口喧嘩が始まった。

004→←002



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
301人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSOULBROTHERS   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

利音(プロフ) - まるさんの作品大好きです。。。新作ありがとうございます⋆⸜♡⸝‍⋆ (10月12日 2時) (レス) id: 6af89108d7 (このIDを非表示/違反報告)
dandelion8391(プロフ) - ◎まる◎さーん‼‼驚いて二度見、いや三度見して、叫んじゃいました(゚∀゚)おかえりなさい!ゆっくり読ませていただきます! (10月5日 21時) (レス) id: d7a80fe301 (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - 久しぶりです!お待ちしておりましたよ! (10月5日 16時) (レス) id: 62c26f1e02 (このIDを非表示/違反報告)
シュン(プロフ) - ◎まる◎さんありがとうございます!絶対読めないと思ってた作品なので本当に嬉しいです。やっぱりまるさんの臣ちゃん大好き。リアル臣ちゃんと重なります (10月5日 16時) (レス) @page43 id: edf4f9d9dc (このIDを非表示/違反報告)
y0u(よぅ)(プロフ) - 更新嬉しいです(*´-`)お帰りなさい!! またまるさんの作品読めるの本当嬉しいです🎵 (10月5日 11時) (レス) id: 424b4648f0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:◎まる◎ | 作成日時:2020年8月17日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。