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結局、仕事で歓迎会には遅れて参加。
「おー、やっときたー。」
少し赤い顔の悠斗が私を見つけて手招きした。
…瞬間
周囲から湧き起こるはやし立てる声。
嫌な予感…
「…ちょっと…あんた何言ったの？」
「んー？お前のこと聞かれたから、すげー好きで俺から告白したけど、進む道が違うって卒業式と同時に振られたって話？」
「……は？…なんでそこまで赤裸々に話すのよ！おバカ！」
隣に座って文句を言ったけど…
「まぁ、後で聞くから。はい、かんぱーい！」
さらっと流される。
しばらくして、周囲のおふざけも落ち着いて、2人でカウンターへ移動。
お酒が進んでいくうちに、話はお互いのこれまでの内容になって…
「んで？結婚はしてないみたいだな？」
「余計なお世話です。悠斗は？」
「俺？してると思う？」
「…指輪は…してないねぇ。」
「…せいかーい。」
「意外。結婚願望強かったじゃん？」
…そうだよ、すぐにでも結婚したがる悠斗と、まだ社会に出てもいないのに家庭に入るイメージが出来なくて別れたんだから…
…結果…
結婚したくて、ダメになって、身体だけの関係の男を作って、その男に本気になっちやったバカな私。
「…俺の結婚願望は、お前だから強かったんだけどな？」
「え？」
手元のグラスから悠斗に視線を向けると…
そこには…真剣で…切なげな瞳。
「…もし、俺が…その後の恋愛も、お前を忘れられずにうまくいかなかったって言ったら…どうする？」
「…悠斗？」
悠斗の手が、私の頬に触れそうになった瞬間…
テーブルの上に置いてあったスマホが光って、我にかえる。
「…あ…ちょっと…ごめん。」
メッセージは…
“彼”から。
『やっぱり来れる？いつものホテル。』
…
「…ごめん、悠斗、ちょっと用事できた。」
「ん？そっか、じゃあ外まで送る。」
…さっきのはどう言う意味だろう？
…また私のことからかってる？
微妙な沈黙の中、タクシーを見つけて手を上げた瞬間…
背後から一気に抱き締められた。
「…男の所、だろ？…まだ、俺にもチャンス…ある？」
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◎まる◎(プロフ) - naoさん» うふふ…(//∇//)読んで頂けたかしら？ (2020年6月21日 23時) (
レス) id: 508ee6699a (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - まさかの第4段！！嬉しいです泣あれ？公開、、、あります？気長に待ちます嬉 (2020年6月21日 11時) (レス) id: 2dc192e921 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - yukaさん» ありがとうございます(//∇//)好きなお話だけ読めるのが短編の醍醐味ですよね(≧∀≦)引き続き臣さん一本でお楽しみくださいね(^-^) (2020年6月17日 2時) (レス) id: 508ee6699a (このIDを非表示/違反報告)
yuka(プロフ) - 何度も読み返しております（しかも…臣くんのstoryのみ…ごめんなさい）なぜだか毎回ニヤケテ読んでおります。まるさんが描く臣くんのファンです。また、お逢いできますように… (2020年6月16日 21時) (レス) id: 847a41b2a1 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - k-omiさん» Bonjour(//∇//)！って、どこから帰国した��(ﾟДﾟ)！？気持ちは、臣さんの第二の故郷フランスはパリからの一時帰国ということで…(//∇//)少しでも、気分転換のお役に立てますように…！コメントありがとうございます(^-^)！気持ち、抑えないで〜（笑）！！ (2020年6月16日 5時) (レス) id: 508ee6699a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2020年4月14日 15時
