Sweet four seasons〜１

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…






グイグイ押されて…






入った個室には…






予定通りの健二郎の爆睡が待っていた。







「………」







無言で近づいて…







気持ち良さそうに寝ている頭を、思いっきり引っ叩く。







「いたっ！何やねん！臣ちゃん！」
半分しか開いていない目でこっちを見ると…







「？お前何してん？」
キョトンと言った健二郎の言葉は火に油。







「…あーんーたーがー、酔い潰れてるから呼ばれたんでしょうがー！つーか、登坂！健二郎起きるじゃん！あんたちゃんと起こした？」







「…優しく、俺の魅惑のボイスで。」







「はあ？子守唄にしかならないじゃん！」






「いや、流石に引っ叩けねーだろ！一応先輩だし！」






「一応ってなんや！ちゃんと先輩やぞ！」






「酔い潰れて後輩に世話になってるうちは先輩面すんな！」





「…おま…っ！久しぶりに会ってそのものの言い方！」





「先週も会ってるじゃん！しかも、同じパターン！」






「…あ。」







「何よ！？登坂！？」
「何や！臣ちゃん！？」







「岩ちゃん、着いたってー。」






登坂の一言に…






私と健二郎は固まった。

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