Sweet four seasons〜１

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ランチタイムとカフェタイムが終わって…








…ようやく一息ついたとき…








お店の電話がなった。








「はい。cafe greenです。」







『どうも。新海です。』







…









「…いつもお世話になっております。昨日はありがとうございました。…早速パンケーキのご注文ですか？」







私の言葉に、新海さんは電話の向こうでふっと笑った後…







『いや、今日はブラック企業的注文。これから会議があるんですが、そちらのコーヒーのファンが多くて…あと20分後に15個お願いできますか？』

仕事モードの口調でそう言った。






「かしこまりました。どちらのお部屋へ運べばよろしいでしょうか？」







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指定の時間に、エレベーターに乗り込んで新海さんから言われたフロアへ。






…流石に、15個は大変だから、店長にカートを借りて、カラカラと押しながら角を曲がった時…







…壁にもたれた新海さんが目に入った。








カートの音に気がついて顔を上げると、私を見て微笑む。








「時間通り、ピッタリだな。」








「冷めないうちにお届けしたいので。」







笑顔で返すと、新海さんは小さく頷いて


「…じゃあ、入るぞ。

あ。

言い忘れてたけど、中の会議、三代目だから。」






「は？」







ぽかんとした瞬間…






ノックをして、新海さんはドアを開いた。

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