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臣side
「え？すごいね！何々？パーティー？」
檀さんは室内を見渡して、楽しそうに言った。
「Aの誕生日パーティーをやってくれてる。今始まったばかり。」
龍さんの言葉に、
「A？大丈夫？」
桜庭さんが慌てた様子で明らかに泣いた後の顔をした彼女の元へと駆け寄った。
「大丈夫。問題ない。」
穏やかな表情で答えたA。
檀さんが直人さんや健ちゃんにここまで来るまでの苦労を愚痴り始めたのを見て、俺は彼女の隣に行った。
「A、これは黄色、こっちは薄いピンクで…」
バルーンを指差して、１つ１つの色と文字の色を伝えていくと…
「こっちは、水色、こっちは、赤色！」
俺を見た隆二がそれに続いて…
「これは紫！んで、これは薄い緑でー」
岩ちゃん
「これは俺が好きなゴールド！イェーイ！」
エリーも色紹介。
最初、驚いた顔だった彼女は一気に満面の笑顔になって…
そっと目を閉じて…
小さく頷いた後…
「…うん。すごく綺麗だ。」
そう言った。
「じゃあ、今度こそローソクの火消そう！ほら、檀さんもそろそろその辺にして！臣と隆二、ボーカルの力思う存分発揮して歌えよ！」
直己さんにプレッシャーをかけられて、俺たちが顔を見合わせると…
「ハッピバースデートゥーユー♩！」
「えぇ！？」
健ちゃんがフライングで歌い始めた。
「いつも歌ってるからえーやろ！リードボーカルやらせろ！」
そう言って、また歌い始めた健ちゃんに爆笑しながらメンバーや檀さん達も続く。
真っ暗になって、ローソクの火だけの中、彼女は幸せそうに微笑んで…
ふっと一気に火を消した。
電気がつくまでの少しの間、俺は隣の彼女の手をそっと握った。
握り返されたと感じたのは…
きっと気のせいじゃない。
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◎まる◎(プロフ) - nonxileさん» このシーン、書いてて楽しかったですー（≧∇≦）！今夜も更新したいと思ってます！ありがとうございます！ (2019年11月6日 8時) (
レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
nonxile(プロフ) - 直人さんマネ最高です（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年11月6日 6時) (レス) id: 72fce42f41 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - さこさん» さこさん(≧∀≦)！ありがとうございます！ここ数日はドSモードで書いておりました！泣いてもらえたと聞いて、私の方が感動しております！今日も順調に下書きができたので、明日も更新しますね！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ◎まる◎さん、こんばんは！主人公にこんなとてつもない過去があっただなんて、しかもお別れとか、、、。涙を流して読みました。これからどうなるのが、ものすごく気になります。次の更新も楽しみにしてますね！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ガンちゅうさん» うわぁ(≧∀≦)！ガンちゅうさん、お久しぶりですー(^-^)！コメント嬉しいです！実は、下書きの方がゴール見えて来まして、そっちに夢中になってました。今夜、更新します！早く怒涛の更新したいですー。 (2019年11月5日 12時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年10月26日 11時
