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臣side
「参ったな、これじゃ、私達が悪者だ。」
顔を上げると、非常口に立っている兵藤さんと…
「…いやぁ…なんつーか…悪気ないんで、揉み消してくださいね？あのフェンス。」
マネージャーが壊したフェンスを指差して、お腹を抱えて笑ってる理玖さん。
「ここまで無茶する方には見えませんでしたが…。」
呆れたように俺らを見下ろす龍さん。
「…仕方ありませんね。とりあえず、SPを置いていきます。百鬼様、日本で会いましょう。桜庭さんと神代さんも降りるでしょう？良いですか？絶対に彼女を守り抜くこと。」
兵藤さんは力を込めてそう言うと、彼女を優しく見つめて頷いた。
「父が、貴女に会うのを楽しみにしてるのは本当です。ここで降りた以上、自分の危険を常に意識して行動されてくださいね。」
その言葉に、彼女はしっかりと兵藤さんの目を見つめて頷いた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「女王奪還成功ー！！」
「「「「「「イェーイ！」」」」」」
SPの乗る車に囲まれて走るワゴン車の中、俺達は歓喜に沸いてハイタッチをした。
泣き止んだ彼女は、呆れたように
「本気で一歩間違ったら死んでたぞ？」
少し微笑みながらそう言った。
「お前ら止まる気あった？」
直人さんが前のマネ2人に聞いて…
「一応、あそこの線までって決めてましたけどねー。とっくに越えてましたけど。」
あっけらかんと答えたマネに…
「俺、今後はあいつについていくことにする。」
怯えながら言った直人さんに、彼女は楽しそうに笑った。
そんな彼女を見ながら、俺は皆に耳打ち。
「A？」
「ん？」
「「「「「「「おかえり！」」」」」」」
「……ただいま。」
彼女は…出会ってから1番の笑顔を俺達に向けた。
A…
この時は、君だって…
俺達との明るい未来を信じてくれていたよね？
俺は今でも…
あの日の夢を見て…
…幸せすぎて…
…目覚めると、泣いているんだよ？
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◎まる◎(プロフ) - nonxileさん» このシーン、書いてて楽しかったですー（≧∇≦）！今夜も更新したいと思ってます！ありがとうございます！ (2019年11月6日 8時) (
レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
nonxile(プロフ) - 直人さんマネ最高です（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年11月6日 6時) (レス) id: 72fce42f41 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - さこさん» さこさん(≧∀≦)！ありがとうございます！ここ数日はドSモードで書いておりました！泣いてもらえたと聞いて、私の方が感動しております！今日も順調に下書きができたので、明日も更新しますね！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ◎まる◎さん、こんばんは！主人公にこんなとてつもない過去があっただなんて、しかもお別れとか、、、。涙を流して読みました。これからどうなるのが、ものすごく気になります。次の更新も楽しみにしてますね！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ガンちゅうさん» うわぁ(≧∀≦)！ガンちゅうさん、お久しぶりですー(^-^)！コメント嬉しいです！実は、下書きの方がゴール見えて来まして、そっちに夢中になってました。今夜、更新します！早く怒涛の更新したいですー。 (2019年11月5日 12時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年10月26日 11時
