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臣side
「…ねぇ。さっきから何なの？これ…これ落ちてきたのって…誰かがわざとやったみたいに聞こえるんだけど…。」
出てきた俺の声が震えていることを自覚する。
俺の質問に、3人は苦しげな顔で俯いたまま何も答えてくれなくて…
前を見ていた彼女の視線がゆっくりと俺を捉えて…
「気にするな。」
そう言って…
やっぱり…
どこか諦めたような表情で彼女は微笑んだ。
「…何…言ってんの？これ…わざとならシャレになんねーから。命に関わることだよ！」
頭の中が混乱し過ぎて自然と声のトーンが大きくなった時…
龍さんのスマホが鳴った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「…よく分かんないけど…全然分かんねーけど…なんかヤバいことになってることだけは分かる。」
隆二が両手で顔を擦った。
あの後…
かかってきた電話をずっと無言で聞いていた龍さんは、最後に“分かった。”とだけ答えて、“すみませんが、我々は部屋に戻ります。”そう言うと、有無を言わさない雰囲気で4人でその場を後にした。
残った俺たちは…
誰が言い出したわけでもないけど、俺の部屋に自然と集合。
無言の中、沈黙を破ったのは隆二だった。
「でも、絶対あの4人は教えてくれないでしょ。…一体何が起こってんだよ…。」
直人さんも険しい表情。
…部屋が行き詰まった空気に包まれる中…
「…あかん…。俺やっぱもう一回聞いてくる。あいつらはどう思ってようが、俺ん中ではもうあいつらは仲間やねん。困ってることがあって、俺らで助けられることが少しでもあるんやったら、俺はなんでもいいからしたいねん。」
ニカっと笑った健ちゃん。
「…俺やっぱ健ちゃん好きだわ。」
そう言って、健ちゃんにぎゅーっと抱きつくと…
「俺もー！」
エリーが続いて、他の皆も続いた。
「くっ…くるしっ！！」
健ちゃんは嬉しそうに…苦しそうに笑った。
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◎まる◎(プロフ) - nonxileさん» このシーン、書いてて楽しかったですー（≧∇≦）！今夜も更新したいと思ってます！ありがとうございます！ (2019年11月6日 8時) (
レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
nonxile(プロフ) - 直人さんマネ最高です（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年11月6日 6時) (レス) id: 72fce42f41 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - さこさん» さこさん(≧∀≦)！ありがとうございます！ここ数日はドSモードで書いておりました！泣いてもらえたと聞いて、私の方が感動しております！今日も順調に下書きができたので、明日も更新しますね！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ◎まる◎さん、こんばんは！主人公にこんなとてつもない過去があっただなんて、しかもお別れとか、、、。涙を流して読みました。これからどうなるのが、ものすごく気になります。次の更新も楽しみにしてますね！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ガンちゅうさん» うわぁ(≧∀≦)！ガンちゅうさん、お久しぶりですー(^-^)！コメント嬉しいです！実は、下書きの方がゴール見えて来まして、そっちに夢中になってました。今夜、更新します！早く怒涛の更新したいですー。 (2019年11月5日 12時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年10月26日 11時
