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隆side
その後は…
２人でバシャバシャと水を掛け合ってふざけて…
「「…さすがに疲れたな。」」
同時にプカーっとプールに浮いた。
「…俺さー……作詞につまづいちゃって…。」
聞こえているのに、彼女は無言。
そのまま話せってサイン。
「結構、俺の場合は自分の体験とかを詩にしたりするんだけど…色々経験させてもらってるはずなんだけど…なんか、何にも出てこなくって…。…そしたらさー…俺って実はちゃんと考えて生きてこなかった？とか、すげー浅い人生送ってたのか？とか思って。恵まれてるはずなのに、なんだこれってなっちゃって。ますます、書けなくって。
…なーんて、こんなこと言われても困るよな。」
笑ってごまかして…身体を沈めて水の中に立った。
彼女はプカーっと浮かんだまま…
目を瞑って…話し始めた。
「今市ー…。」
「んー？」
彼女のすぐそばのプールサイドに腰を下ろして浮いてる彼女を見つめる。
「…そうやって悩んで、ここにいる時点でお前はちゃんと考えて生きてるよ。お前が悩んでる分、浅い人生なんかじゃない。お前と登坂の歌を聴いた。もっと自信を持て。私が驚くほど、お前にはファンとやらがいるだろう？材料は沢山あるはずだ。きっと、今はそれがバラバラになってるだけ。ピースが合い始めたら、きっと素晴らしいものができる。…お前は…もっと自分の力を信じて良い。」
「…俺の歌…聴いたの？」
「…登坂も驚いてたな。怜に聴かされた。最初は嫌々…でも、そのうち、好きだなと思ったよ。お前のソロの曲、これが好きだな。作詞、お前じゃないかもしれないけど。」
クスッと笑ってそう言うと…
彼女が口ずさみ始めた歌に、俺は固まった。
「…どうして…2番目から歌うの？」
「2番目が特に好きだから。」
…
彼女の透き通る声が奏でた曲は
『これが運命なら』
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◎まる◎(プロフ) - nonxileさん» このシーン、書いてて楽しかったですー（≧∇≦）！今夜も更新したいと思ってます！ありがとうございます！ (2019年11月6日 8時) (
レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
nonxile(プロフ) - 直人さんマネ最高です（≧∇≦）更新楽しみにしてます！ (2019年11月6日 6時) (レス) id: 72fce42f41 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - さこさん» さこさん(≧∀≦)！ありがとうございます！ここ数日はドSモードで書いておりました！泣いてもらえたと聞いて、私の方が感動しております！今日も順調に下書きができたので、明日も更新しますね！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - ◎まる◎さん、こんばんは！主人公にこんなとてつもない過去があっただなんて、しかもお別れとか、、、。涙を流して読みました。これからどうなるのが、ものすごく気になります。次の更新も楽しみにしてますね！ (2019年11月5日 22時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - ガンちゅうさん» うわぁ(≧∀≦)！ガンちゅうさん、お久しぶりですー(^-^)！コメント嬉しいです！実は、下書きの方がゴール見えて来まして、そっちに夢中になってました。今夜、更新します！早く怒涛の更新したいですー。 (2019年11月5日 12時) (レス) id: 4e9470d447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年10月26日 11時
