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臣side








楽しそうに笑う市野辺さんにつられて俺も自然と笑っていた。








「ねぇ、昨日、俺のこと苦手じゃないって言いましたよね?」




「え?あぁ、はい。」




「他のメンバーのことも苦手じゃないですよね?」




「勿論です。苦手になる理由がありません。」





「…じゃあ…他のスタッフは?」




「苦手じゃないですよ!さっきから何なんですか?」

朝食をセッティングしながら困ったように笑った彼女に…


俺は核心を突く質問を投げかけた。




「…じゃあ、…市野辺さんはどうして皆と距離置いてんの?」



















市野辺さんの動きが止まった。









自分の手元をじっと見て…何か考え込むようにした後…意を決したように俺の顔を見つめた。









「…距離を縮める必要がないからです。…そんなことしても意味がないって分かったから。」









「…意味が…ない?」









「…これから私、ものすごいひねくれたこと言いますが…。」





そう前置きして




























「結局の所、男みたいに仕事する女は男から嫌われるんですよ。そして、同じ女からも嫌われる。笑顔1つ見せただけで“媚を売ってる。”“女を武器に仕事を手に入れた。”そんな風に言われるんです。……だったら……どっちかを捨てるだけです。私は、女を捨てて、仕事をすることにしたんです。もう面倒なので。」









そう…









寂しそうに俯いた彼女が…









…儚げで綺麗で…









ドキッとしたことは…









誰にも言えない。

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設定タグ:三代目JSOULBROTHERS , 登坂広臣 , 今市隆二   
作品ジャンル:恋愛
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました!やはり素晴らしいです。また、読みに来ます! (2020年8月6日 1時) (レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます!お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)!作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね!頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます!本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います!表現力ありありですよ!作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください! (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい!長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします! (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:◎まる◎ | 作成日時:2019年3月9日 13時

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