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臣side
「…登坂さん、すみません、起こしてしまいましたね。寝室で休まれますか？」
口調は相変わらずの真面目女史の彼女が何だか面白くなってきて、顔がにやけた時
「…何か面白いことでも？」
不思議そうに彼女が首を傾げた。
鉄壁のガードの彼女が見せた一瞬の隙みたいな仕草に、素直に可愛いなとどきっとした心臓。
「…いえ…すごいいい匂いで目が覚めました。タオルケットありがとうございます。」
ドキドキした自分に照れながらお礼を言うと
「…すみません。寒そうに丸まって寝ていたので…勝手に寝室からお借りしました…。」
そう言いながら彼女はキッチンから出てきて、座っている俺に視線を合わせるようにしゃがんで…
…そっと包帯に触れた後に…
…俺を見上げた。
…
…
彼女と出会ってから、俺たちの顔の距離が最短になった瞬間…
近くで見る彼女は…
…やっぱり綺麗な人だった。
「…大分痛みますか？…寝室まで行けそうですか？……ここまで酷くなる前に気づくことができずに申し訳ありません。」
そう言った彼女の瞳に…
吸い込まれそうになって凝視していると…
「…あの…登坂さん？私の顔に何かついてますかね。」
困った顔をした彼女に
「…市野辺さんって…綺麗ですよね。」
ぽろっと出た本音。
…
…やべ…
何言ってんだ、俺！これは引かれるだろう！
この人、こう言うこと言ったらドン引きしそう！
慌てて言い訳しようとした…その瞬間…
ボンっ
そんな音が聞こえてくるかのように…
噴火したみたいに一気に彼女が赤面した。
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
