sweeper 10

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臣side

『この度の一部報道に関しまして、ご報告させて頂きます。



私、琴平Aと、登坂広臣さんは、報道の通り、お付き合いを解消させて頂きました。



このような結論に至った理由につきましては、様々な憶測が飛び交っていますが、100%私側の問題であり、登坂さん側には何の非もありません。



彼は、最後まで、どれだけ大変な時でも、私を最優先だと言ってくれ、そしてそれを行動で示してくれました。



いつも、大きな愛で包んでくれて、彼といる時、私は１人の女性でいることができました。きっと、これからの人生、こんな人はもう現れない、そう思っています。



それなのに、私は彼を最優先にしてあげられなかった。幸せを貰ってばかりで、彼を幸せにできなかった。



私の不徳の致すところです。



私の人生において、彼と過ごした時間はかけがえのない宝物です。



これからの道を一緒に歩んで行くことはできなくなりましたが、私は人生をかけて、彼と、彼のメンバーを応援して行く所存です。



今後は、私も一ファンとして、彼の幸せを遠い空から祈り、彼の活躍を見守っています。



皆さんが想像していた通り、彼は優しくて、強くて、本当に素晴らしいひとです。



私が言うことではないかとは思いますが、今後も、変わらぬ応援をして頂けますようよろしくお願いしまして、以上、報告とさせて頂きます。



皆様との、ここを通じたコミニュケーション、実はとても楽しかったです。



今月末をもちまして、この場も閉鎖致します。



この度は本当にお騒がせしました。




琴平 A』




…







…








…









「……何だよ、これ………。最後まで、格好良く終わんなよ……。……………俺が欲しいのはこんなんじゃないよ………どんだけ世間に叩かれたって………お前が隣で笑ってくれてれば良いんだよ……。」









あの日以来…








初めて…








俺は声を上げて泣いた。

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