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臣side





3日経っても、Aは電話に出ず、LINEも既読にならなかった。





メンバーもそれぞれAに連絡を取ろうとしていたけれど、誰の連絡にも彼女は反応することはなかった。







「…過去を知られた時が…俺らと別れの時って奴…あれ実行しようとしてるわけじゃないよな。」

音入れの休憩中、隆二が険しい顔で、通知のないスマホを見つめていた。






「…咲苺から…さっきLINEきて…」
エリーの言葉に全員がばっと顔を上げる。





「咲苺、何だって?」
直人さんの真剣な顔。







「…あれから、取り憑かれたみたいに仕事してるって。咲苺達3人にはバラバラで行動するような指示ばかりが出て、皆まともに顔を合わせてないって。Aも外部との打ち合わせ以外は社長室に閉じこもってて、咲苺達ですら短い時間の面会しか許されてないって。」
やるせないように話すエリー。








「…あいつ……じゃあ、あれからほとんど1人でいるってこと?」
俺は、彼女のその姿を思い出して、両手で顔を覆った。







…最悪だ。








「…あ…。」
再び鳴ったエリーのLINEの通知音。







全員がエリーの言葉を待っていると、
“え??”焦ったような顔になったエリーは、俺達に画面を見せてきた。








『今日、急遽HIROさんから相談があるって言われて、A様、エリーの事務所に行くことになった。私達は同行しないように言われてて、秘書課のスタッフが数人一緒について行くって。

約束の時間は14時。

エリー、お願い。

私達じゃ、A様の心を開けない。

A様は、私達と久遠の絆を知ってるから、自分のせいで私達がこうなったって思ってる。

無理を承知で言ってる。

でも、貴方方しかいないの。

A様を助けて。』




文面で伝わる咲苺の悲痛な思い。




一斉に顔を向けたのは壁の時計。





























時刻は…





























13時50分。

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設定タグ:登坂広臣 , 今市隆二 , 三代目JSOULBROTHERS   
作品ジャンル:恋愛
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◎まる◎(プロフ) - nonさん» ありがとうございますー!番外編の感想頂けてとても嬉しいです。以前にも書いたことがありますが、私が思っていた以上にLevel Sを喜んで頂いた声が多くて嬉しい悲鳴です!今後も喜んで頂けるような作品作りに励みます! (2019年1月9日 22時) (レス) id: 1dba7527db (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - こんばんは。私はLevel Sの様なストーリー好きです。メインも素敵でしたが、隆二くんと夜優ちゃんの番外編がかっこよかったです。まるさんのストーリーはワクワクドキドキそしてきゅんもあるのでとても楽しみです。またこう言うストーリーをお願いしたいです。 (2019年1月9日 18時) (レス) id: 8206495f61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:◎まる◎ | 作成日時:2019年1月8日 4時

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