357 ページ7
岩side
…
…
ピンポンピンポンピンポンピンポン
ドンドンドンッ
「……何…?」
激しいチャイム音とドアを叩く音。
スマホで時間を見ると…
「…まだ6時半じゃん…。」
ボサボサの頭をかき上げながらドアの向こうの相手をスコープで確認して…
迷うことなく、すぐに鍵を開けた。
「剛典!なんで!?!?」
すごい勢いで部屋の中に入って来たAに後ずさりすると、ソファーにぶつかって、自ずと座り込む。
「何!?何が!?」
Aの剣幕に圧倒されていると、
グッと顔を近づけたAが意味がわからない、と言う表情で言った。
「キスのこと、なんで隆二にわざわざ言ったの
?」
…
…
「隆二さんに……知られたくなかったってこと?」
自分でも驚くくらいに低い声が出て、目の前のAの瞳が大きく開いた。
「…し…知られたくないとか…知られたいとか…そういう話じゃなくて………それに…隆二だけじゃなくて…近くにいた臣も知っちゃったみたいで…」
…
…
「…臣さんが…?」
目の前のAの瞳が揺れた瞬間…
俺は
彼女の後頭部に手を回して
…
キスをした。
360人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
◎まる◎(プロフ) - 花さん» こちらこそ、いつもありがとうございますo(^_^)oまさしく!ちょっと(かなり)独特な世界観の私のお話を読んでくださり、こちらこそ感謝感謝です。今後もよろしくお願いします! (2019年1月8日 4時) (レス) id: 1dba7527db (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - atokさん» 怒涛の更新、嫌がられてなくて良かったー!では、最終回へ向けてまだまだお付き合い下さい! (2019年1月8日 4時) (レス) id: 1dba7527db (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - あやさん» ズラーッと(笑)!とっても面白い表現頂きありがとうございます!そして、この作品と出会って頂きありがとうございます!引き続きよろしくお願いしますね! (2019年1月8日 4時) (レス) id: 1dba7527db (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - nonさん» コメント(問いかけへのお返事)ありがとうございます!ではでは、怒涛の更新行っちゃいますよー!笑 (2019年1月8日 4時) (レス) id: 1dba7527db (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - いつも面白くドキドキするようなお話ありがとうございます!他には無いような意外な設定とかで読めることが嬉しいです!笑 これからも応援してます! (2019年1月8日 1時) (レス) id: bd82456b94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:◎まる◎ | 作成日時:2018年12月31日 7時