今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:165,743 hit
小｜中｜大
201 ページ1
臣side
「…え？？っちょ…ほんとにしてないよね？」
エリーの焦った声。
遠くにいたはずの蓮温がすぐそばに来ていて、スクリーンを凝視している。
「カット！」
監督の言葉に…
…スクリーンの向こうから出て来たAの顔は真っ赤だった。
「…あいつ…やりおった…。」
健ちゃんの声に…
後ろから続いて出て来た岩ちゃんは至って涼しい顔。
頭をちょんまげにしてサングラスの隆二は…無表情のまま…2人を見つめている。
そっとAに近いていた蓮温が言葉を発する前に…
「大丈夫。なんでも無い。ちょっとトイレ。」
彼女は、赤い顔のまま笑ってその場を後にした。
「…岩田……。」
直人さんが低い声で呼ぶと、
「ん？なんすか？」
ニコニコのワンコ。
「…やったのか？」
直人さんの質問と…
…メンバーと蓮温の刺さるような視線を受けて
キョトンとした岩ちゃんは…
「…やった？？
…言った？じゃなくて？
…
…この前言った通り…
…好きとは言いましたけど？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 495人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：◎まる◎
| 作成日時：2018年10月23日 20時
