検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:276,476 hit

58 ページ8

隆二side


臣の少し後方を歩いて彼女を出迎える。











彼女をエスコートしようとした臣が不思議そうに彼女の顔を見た時だった。




その様子を見た優雨がすかさず
「琴様、体調はいかがですか?」
そう聞いた。


Aが返答する前に
「え?体調悪いの?大丈夫?」


臣とは反対側に立った岩ちゃんが心配そうに声をかけると

「いいえ?大丈夫。」

微笑むとAはそう一言言って、差し出された臣の腕に手を絡めた。




臣は一瞬何か言いたそうにしたけれど「行きましょう?」Aにそう言われ、言葉を飲み込むように頷く。







俺は…






Aが臣や岩ちゃんに気づかれないようにそっと優雨の方を振り返って“大丈夫”そう口を動かしたのを見た。







…?






『…詮索しなくて良いですから。…あなた方には関係ないので。』





背後から急に聞こえた声に振り向くと…






無表情の蓮温が俺を見下ろしていた。






「蓮温!車置いて来たよー!A様は?中に入った?」




後方から走って来た咲苺を振り返った蓮温は、もう俺の方は見向きもせず





「警護の配置につくぞ。」





そう言って歩き出した。

59→←57



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (253 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
741人がお気に入り
設定タグ:三代目jsoulbrothers , 登坂広臣 , 今市隆二   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:◎まる◎ | 作成日時:2018年9月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。