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「…ん…」
目覚めると…
知らない天井…
…
…
瞬間、さっきの出来事を思い出して飛び起きようとした時…
がしゃんっ
両手をパイプベッドに拘束されて寝かされていることに気づいた。
両足もロープで固定されてる。
口にはガムテープ
「起きたぁ。」
頭上から降って来た薄気味悪い声。
視界には誰も映らないけれど…
私の頭をゆっくりと撫でると…
その手は頰に…
首筋に…
そっとバストラインを辿り始め…
さっきの男が興奮している顔が目に入る。
「拘束されてる姿……ヤバイね？」
男を睨み付けると、この上なく嬉しそうな顔をして
「ヤバイね。それもそそる。」
そう言うと、
「見える？」
薄暗い部屋の中を見るように顎をクイっと上げた。
…
…
…
壁一面…
隙間なく張ってあったのは…
…
私の写真だった。
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作者名：まる
| 作成日時：2018年8月12日 6時
