検索窓
今日:44 hit、昨日:4 hit、合計:622,961 hit

198 ページ48

臣side


「え?」



俺の背後から聞こえた声。




振り向くと、隆二が同じように仙崎さんを見つけて目を見開いていた。




「…隆二…。」



「…臣……今の話聞いた?」



「…うん。」



辺りを見渡すと、人ごみに紛れた皆が、同じように周囲の噂話と、視線の先の仙崎さんに釘付けになっていた。



「…Aって…看護師だったの?」



「…分からない…。とりあえず…一旦部屋に戻ろう。」



皆に『部屋に集合』とラインを入れて隆二とエレベーターへ。



二人共…この後聞くかもしれない仙崎さんの過去が…これからの俺達に重大な影響を与える予感を感じて…無言だった。



部屋に着いて…



続々と他のメンバーも部屋に入ってくる。



皆…無言のまま。




「…ATSUSHIさん……どうします?」


最初に口を開いたのは直人さん。


「…聞かなかったふりした方がええんちゃう?」


健ちゃんが遠慮がちに言って…



「…でも……迎えに行った桜智さんも何にもなかったとは言わないんじゃない?」

エリーが困ったように言った。




「……この状況じゃ、見なかったことにするのは無理があるよな。どっかでボロ出すくらいなら、直接Aに聞いてみよう。もし、答えたくないって言うなら、無理に聞き出すのは辞めよう。」





黙っていたATSUSHIさんがそう言った時…





桜智さんが1人で部屋に入ってきた。

199→←197



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (459 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1405人がお気に入り
設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , EXILE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まる | 作成日時:2018年6月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。