検索窓
今日:8 hit、昨日:45 hit、合計:622,970 hit

179 ページ29

岩side


あの日…



倒れた君のベットサイドに腰掛けて…



白雪姫のように綺麗で真っ白な顔で眠っている君の頭をそっと撫でた。



一瞬動いた君は、気持ち良さそうに微笑んで…



もっと…と言うように、俺の手の平に引き寄せられるように頭を寄せる。





堪らない愛おしさが胸に溢れて…




「…辛かったね…。頑張ったね…。」





そう呟きながら、髪をとかすように頭を撫で続けると、ホッとしたような…無防備な顔をして再び深い眠りに入りそうな君。






衝動的に…おでこにそっと口づけをした時…





遠慮がちな小さなノック音が聞こえて…







交代の時間が来たと知って、そっと部屋を出た。






…………………………………





俺の言葉に、君は一瞬首を傾げた後…




ハッとして真っ赤になった。





あれ?





「…もしかして…あの時起きてた?」





俺の質問に、真っ赤な顔のまま、両手でおでこを抑えた君は






「…う、うっすら。半ボケで。」







ムードも何もない返答をして、俺を笑わせた。

180→←178



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (459 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1405人がお気に入り
設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , EXILE   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まる | 作成日時:2018年6月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。