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『ただいま』
家に帰るとお母さんの声がキッチンから聞こえた。
｢おかえり。卵買ってきてくれた？｣
『え？』
｢えっ？メール見てないの？｣
スマホを開くと新着メールの表示。
·····全然気付かなかった。
『ごめん、気付かなかった。
今から買ってくるね』
｢うん、お願いね。
今日の夕飯はAの好きなオムライスだから｣
『やった。じゃあいってくるね』
｢いってらっしゃい｣
お母さんに見送られ
近所のスーパーに向かって歩き始める。
スーパーに着くと、夕方ということもあって
1階の食品売り場は主婦で溢れかえっていた。
卵一パックのために
この長蛇の列に並ばなくちゃいけないのは辛いけど
大好物のオムライスを食べれるなら！
目当ての卵をカゴに入れ
よしっ！と気合を入れて列に並び始めた
その時だった。
｢·····Aさん？｣
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123renkun(プロフ) - 続きたのしみに待ってます！ (2020年10月10日 13時) (
レス) id: 9261a628a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずらん | 作成日時：2020年4月16日 17時
