沈黙を破ったのは。 ページ5
Aの病室について、中をちらっと見ると…
看「大丈夫ですかー、二宮さん」
医「容体が急変した、点滴用意しろ！
…二宮さん、大丈夫ですか？もうちょっとで楽になりますからねー」
苦しそうなAと、それを必死で看病する医者と看護師。
看「ちょっとすいません」
和「あ、すいません…」
２、３人の看護師が入って行って、点滴やら、酸素マスクやら、ってばたばたと忙しく働いている。
あぁ、あんなにも元気だったけど、やっぱり、学校にも通えないほどだもんなぁ、って。
可哀そう、だなぁって。
………おれがAを支えてやりたい、って。
すっげー、強く思った。
姉「ね、和…帰ろう、か…」
和「うん…」
姉ちゃんと二人で姉ちゃんの病室に戻る。
それまでの間、俺たちはずっと無言で。
病室に戻っても二人とも何も話さなかった。
椅子に座って三十分くらいたったころ。
沈黙を破ったのは、俺でも姉ちゃんでもない、病室のドアを開けて入ってきた、Aだった……
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か〜なん(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなってしまってすいません…・もうすぐ完結の予定なので、最後まで付いてきて下さると嬉しいです(*´∀｀*) (2015年2月28日 22時) (
レス) id: d79f013d4a (このIDを非表示/違反報告)
のん - すごく.ドキドキする話で早く続き読みたいです! (2014年8月21日 8時) (レス) id: e8d2e5b18c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か〜なん | 作成日時：2014年8月9日 1時
