肌 ページ14
和「Aっ♪」
裏声で呼ぶと、キョトーンとしてる、君。
少しの沈黙が流れ、急にAが笑い出した。
あ「ふふふっ、どうしたの？和くん…ふふっ」
和「お、俺だってわかったんだ？」
あ「当たり前でしょ？ふふふ、可愛い♪」
和「可愛いでしょ？ま、俺もともと顔立ち整ってるからねぇ？」
あ「もぅ、和くんったら。笑」
はははー、なんて笑いながら、考える。
どうやって言い出そう。デートの事。
んー、って唇とがらせながら、考えてると、Aの細い人差し指が俺の唇にちょんって。
和「ん？どした？」
あ「んー？むしろ、どうしたの？何か言いたそうだよ？」
鋭いね、女の子って。
やっぱり、女のカンってやつ？
和「えっとねー、俺がこの格好で来たのにはわけがあってー。
…前言ってた、デート。今日行かない？
てか、行こ？」
手を差し伸べて、Aをゆっくりと立たせる。
自分のウィッグを取ると、Aの髪をまとめてウィッグをかぶせる。
その上から帽子をかぶせて、前プレゼントしたワンピースをハンガーからとる。
和「ね、俺着替えてくるから、Aも着替えといて？」
そう言い残すと、自分の大きなバッグを持ってトイレへ向かう。
もう一個持ってきてたウィッグをかぶり、女子トイレへ。
俺が女の人と歩いてるって看護師さんに誤解されたら、面倒だしねー笑
お化粧直しをして、Aの病室に戻ると。
あ「へっ、和くん…っ///」
まだ着替え中だったらしく、白くてきれいな肌が見えた…
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か〜なん(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなってしまってすいません…・もうすぐ完結の予定なので、最後まで付いてきて下さると嬉しいです(*´∀｀*) (2015年2月28日 22時) (
レス) id: d79f013d4a (このIDを非表示/違反報告)
のん - すごく.ドキドキする話で早く続き読みたいです! (2014年8月21日 8時) (レス) id: e8d2e5b18c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か〜なん | 作成日時：2014年8月9日 1時
