淡い想いは卒業まで。 (ページ7)

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女の子たちの質問に

一通り答え終わったあと、

ふと目があったと思うと

北「A、今日も放課後補習な？」

どきっと胸が高鳴る。

そんな気持ちと全く似合わない、

「Aお前またやらかしてんのかよ笑」

「A、また補習？がんば～笑」

なんて、笑いに包まれる教室。

その空気を壊さないように

『えぇ～またですか～？！

でも、北斗先生なら大歓迎です！！』

って、大声で返事をすれば

「Aほんとに北斗先生大好きだもんね～笑」

「A、北斗なんかに騙されんじゃねぇぞ！！笑」

なんてクラス中から飛び交う声。

北「全く、お前なぁ、笑」

なんて呆れ顔をする先生は、

きっと私の本心なんて知らない、

でも、

『北斗、いつもありがとう～！大好きっ！』

北「お前、ほんとにこーいう時だけは

虫がいいよな、、

感謝なら点数で示してくれ、笑」

、本心なんて一生知らなくていいかな、

どうせ叶わない恋なら、

私は、生徒としてでも

一緒にいる方が絶対にいいから。