田中家の末っ子ちゃんは愛されすぎて困ってます！

うらばなし。 ページ31

＿＿＿＿ピンポーン



風邪で学校をお休みして寝ていたら

インターホンが鳴った。


ママは、買い物中か、、


『、はーい、』



＿＿＿＿ガチャ


「姫！？大丈夫？！」



、

、

、



は、？！



『なんで健人くんが？！』




健「樹が姫がいま熱出してて家で寝てる

って言うから。これ、お見舞いね」




そう言ってオレンジの薔薇の花束を渡された。





『え、？ただの風邪だよ、？？』




健「それでも熱出してるんでしょ？

あ、こんなところにたってたら悪化しちゃう、

中に入ろ？お母様は？」





『今買い物中。。』





健「そっか、あ、ほら、Aの好きな


桃のゼリー買ってきたの？食べる？」





健人くんは私の好きなものを全て覚えてくれてて




若干怖い、、っていうのは秘密笑





『食べたい！！』





買ってきてくれたゼリーを食べてると、



健「これ、ちょっと渡したくなったから」



そう言って渡されたのは7本の赤い薔薇の花束。



健「あ、これはインスタ載せちゃダメだよ？」



人差し指を唇に当ててシーってウインクする。


日常生活でファンサとは、


ほんとに根っからのアイドルすぎる。




健「ごめんね、


来てすぐなんだけどまた次の仕事があって、、


また連絡するね？」




そう言って帰っていった健人くん。




いや、嬉しかったけどね？


台風のように去っていった健人くんは


ほんとに王子様だなぁって思いながら


また眠りについた。







＿＿＿＿＿＿

＿＿＿



赤い薔薇7本の花言葉




密かに貴方を愛しています。

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