鎖は解いて糸で結ぶ ページ8
『樹っ、』
抱き抱えられたまま樹が乗ってきた車に乗せられて
たどり着いたのは、
『ここ、、』
昔、お母さんがいなくなってから
寂しくなったらよく1人で来ていた海。
『懐かしい、、』
毎回、少し暗くなると樹が「Aっ!」
って言って探しに来てくれて、
たくさんお話聞いてくれて、
家まで一緒に歩いてくれて。。
樹「俺さ、罪悪感からAといた訳じゃないから。」
『え、、?』
樹「Aがそう思ってるのかなって薄々気づいてた。
俺がAに縛られてるって。
けど、俺にはその理由が無いと
Aと一緒に居る資格ねぇから、
ずっと、
Aを守りたかったのに
1番守れなかった俺が
一緒に居たいと思ったら駄目だって思って。」
なんで、っ、
『矛盾、してるよ、、笑』
樹は、自分のせいでお母さんがいなくなった
って罪悪感から私にかまってくれてる
って私はずっと思ってて。
私は樹を縛ってるって頑張って手放して。。
664人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しらゆき | 作成日時:2020年11月13日 11時