flower language

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それでも大毅には響いてくれたのか大きな黒目がウルウルとしだす。



「淳太正気？俺、死ぬかもしれんのやで」



と涙声で聞いてくる。どんなに言われても意見を変えることはない。



「正気、それでも俺は大毅といたい」



世間の人はこんな時にもっと気の利いた言葉が言えるんだろうけど。それでも俺なりの大毅へのメッセージ。けど大毅には響いてくれたのか目から涙がボロボロと溢れだす。


不謹慎だけどそんな姿がちょっと可愛くて親指で溢れる涙を吹きながら笑ってしまう。それに気づいた大毅が



「この唇笑うな、もう今日から泣かへん」



なんて言う。相変わらずの切り替えの速さと俺への悪口というなの愛情表現(と思っている)



「お、言うたぞ今、ほんなら俺も泣かへん今日から絶対泣くなよ。」



「当たり前やん、嘘は俺つかんもん」





そう言って「俺、頑張るわな」といった大毅は自分と戦い始めた。




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