inside story ページ9
LK
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
退勤後、リビングでイエニとアニメを見ていたら
インターホンが鳴った
LK「はーい…珍しい、どうしたの？」
ドアを開けるとAが居た
「急にごめんね、その…」
何か言いたげな感じ
LK「何かあったの？」
「あのさ…夜ご飯ってもう食べた？」
LK「は？」
心配して損した、夜ご飯って
「いや、一緒にご飯どうかなって」
目の前に差し出された袋には沢山のおかずが入っていた
LK「…なに急にㅋㅋ」
「タオル貸してくれたでしょ？そのお礼も兼ねて」
LK「あぁ、別にいいのに」
タオルくらい何回でも貸すし
「あ、迷惑だったかな…ごめん忘れて」
そう言って部屋に戻ろうとするから
咄嗟に腕を掴んで引き寄せた
LK「食べよう一緒に。一人じゃ食べ切れない」
そういう言うとすぐに笑顔になった
「うん！あ、イエニ達の分もあってね…」
分かりやすく顔に出る所は全然変わらない
IN「あれ、ヌナどうしたの？」
「皆とご飯食べたいなって」
IN「そうなんだ、二人呼んでくるね」
「うん。オッパこのお皿使ってもいい？」
LK「いいよ、自由に使って」
昔を思い出す
まだ宿舎が別れていない時
こんな感じで一緒にご飯食べてたな
FL「ヌナ〜さっきぶりだね」
SM「美味しそう、これ手作り？」
「うん、久しぶりに作ったから自信ないけど…ㅋㅋ」
何品かある見慣れないおかずはAが作る日本食
IN「Aヌナが作るご飯は全部美味しいから大丈夫ですよ」
「何か朝も同じような事言われた気がする…」
IN「え〜なんの事やらㅋㅋ」
LK「さ、食べよ」
たまにはこういう夜もいい
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
