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HJ
ヌナ恒例の居残り練習が始まる
本当に変わらないなあの人は
レッスン室を出て皆と帰ろうとしたけど
気が変わってさっきまで居た場所に戻ってきた
「あれ、どうしたのヒョンジナ」
HJ「僕ももう少し練習しようかなって」
「疲れてない？無理は禁物だよ」
HJ「ヌナこそ無理してない？」
また言ってしまった
でも答えは分かってる
「無理してないよ大丈夫」
ほらね
"大丈夫"
何から踊るか聞かれて一番激しい曲にしてみた
一曲で滝のように出る汗
横を見ると同じく汗まみれのヌナ
「ちょっと休憩…」
HJ「はーい」
汗といえばさっきの休憩時間
リノヒョンがヌナに向かってタオルを投げたのを見た
タオルを探しているヌナを見て狙って投げたんだよね？
そういう所がズルいし、羨ましいとも思う
隣にはそのタオルを使ってボーっとしているヌナが居る
HJ「ヌナ…ヌナ！」
「ん？何」
HJ「ボーっとしてたから」
「あぁ…ㅋㅋ」
HJ「何考えてたの？」
もしかしてリノヒョンの事？
「んー、秘密」
何それ
余計気になるじゃん
「疲れちゃった、今日は帰ろっか」
HJ「…そうだね」
結局、一曲だけ踊って帰ることにした
でも良かったかも
これ以上居たら集中できないよ
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
