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＿
あれから何時間経ったのか
柔軟剤のような、落ち着く香りと共に目が覚めた
「ん…」
SM「あ、おはよう」
「おはよ...」
SM「体調はどう？...まだ痛む？」
「薬のおかげで今は痛くないよ」
SM「そっか、よかった」
よく見ると、私の体にはいつもスンミンが着ているパーカーが掛けられていた
SM「さっき練習終わって今帰る準備してるんだけど...動けそう？」
「うん」
SM「じゃあ荷物持って来てるから皆と合流して帰ろう」
「何から何までありがとうございます」
SM「どういたしまして」
皆の所へ行くと、各々荷物をまとめて私達を待ってくれているようだった
CB「A！」
FL「ヌナ！大丈夫？」
「うん、もう大丈夫」
IN「よかった」
HJ「あまり無理したらダメだよ？」
「はい...」
HN「ヌナ！よかった元気になって」
「うん、ありがとうハニ」
HN「どういたしまして、あ...皆には少し気分が悪くなったとしか伝えてないから」
耳元で私にしか聞こえないように教えてくれた
「ハニ…」
BC「準備出来たら帰ろうか。A、今日どっちかに泊まらない？1人だと何かあった時心配だし...」
「もう気分も良くなったし、1人で大丈夫だよ」
BC「そう？」
LK「あまり過保護だと嫌われますよ」
BC「そしたらリノ、Aの事よろしくな」
LK「...はいはい」
薬のおかげでお腹の痛みはほぼ消えて、次の日の練習にはいつも通り参加できた
そういえば私、あの時スンミンにらしくないことを言ったような...
"独りにしないで"
SM「？」
目が合ってしまった
情緒不安定だったのかな...
そういう事にしておこう
＿
続く
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
