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先生「ここは腕を伸ばして」
「…こう」
皆の熱気で部屋の中は少し蒸し暑い
私もいつも以上に汗が止まらなくて髪の毛も濡れるくらい
先生「一旦休憩しようか」
HJ「暑い！イエナー」
IN「あーヒョンくっつかないで…」
動いてるとそんなに感じなかったけど、いざ座って休憩しているとまた痛みが戻ってきたみたい
「っ…」
FL「この部屋暑すぎない？」
「うん…暑いね」
FL「ヌナ汗が」
SM「汗だくじゃん」
「逆に何で汗かいてないの…」
私の汗は運動と生理痛からくる冷や汗の半々
2人は踊る前とほぼ変わらない爽やかさで正直羨ましい
「…トイレ行ってくる」
FL「いってらっしゃーい」
「っ...」
あと30分でお昼休憩で今日は夕方までだから…
私終わるまで生きてられるかな
トイレから出て練習室までの長い廊下を歩くのも大変なくらい痛くて、途中壁に背を当ててしゃがみこんだ
「はぁ…」
HN「...大丈夫？」
「わっ…びっくりした…」
HN「どうしたの？こんな所に座って、どこか具合悪いとか…」
「っ、違う違う」
HN「ならいいけど…皆待ってるから行こ？」
「あ…先行ってて？」
言葉には出さないけど"何でだ？"っていう表情をしているハニ
しゃがみこんだらそう簡単に立ち上がれないのが事実
HN「やっぱりどこか悪いんじゃ」
「本当に元気だから！」
HN「元気なのはいいんだけどさ…」
これは正直に言わないと引き下がらないやつ…
「ハニ…私今アレだから…」
HN「…アレ？」
「…生理だから」
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
