夜の散歩 ページ36
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「眠れない…」
ダンスレッスンをして、ご飯を食べてお風呂に入って
あとは寝るだけなのに…
全く眠れない
「youtubeでも見よ」
動画でも見てたらいつか寝落ちするでしょ…って思った
でも今日は違うみたい
「ん〜…運動したんだけどな」
時計を見ると23時を過ぎたくらい
久しぶりに散歩にでも行こうかな…
「マスクと帽子…よし」
以前も眠れない時は、近くの公園までよく散歩に行っていた
「はぁ…落ち着く」
公園のベンチに座って空を見上げると綺麗な月
持ってきたイヤホンを片耳につけて、自分達の曲を流す
「今会いに行くよ儚い夢でも…」
HJ「ヌナ…？」
「…あ」
HJ「こんな時間に何してるの？」
後ろから呼ばれた気がして、振り向くとヒョンジンが驚いた表情でこっちを見ていた
「あ…眠れなくて、少し散歩しに来たの」
HJ「…」
「ヒョンジンは？」
HJ「…今日こっちに泊まりに来てて、今コンビニ行って帰ってきたところ」
「そっか」
"気をつけてね"と言うと家に帰るどころか
私の横に座りだした
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
