お泊まり ページ23
＿
マネ｢お疲れ様でしたー｣
｢ありがとうございました！お疲れ様でした｣
仕事が終わり、現在夜の11時
いつものようにマネージャーさんに家まで送ってもらった
｢早くお風呂入って寝よ｣
ドアロックを解除し…
｢え…嘘｣
何度タッチしてもドアが開く気配がない
番号を間違えてる訳でもないし、考えられるのは…故障
｢この時間に業者に連絡しても出ないよね…。事務所の部屋でも借りるか…｣
まさか事務所でお泊まりする事になるとは…
LK｢あれ、今帰り？｣
事務所に向かおうとするとリノオッパと玄関前で遭遇してしまった
｢うん…！オッパこそ｣
LK｢俺はコンビニ行ってただけ｣
｢そうなんだ、私事務所行くからまた明日ね｣
LK｢これから行くの？｣
｢うん…ちょっと自主練してくる｣
LK｢事務所、朝まで工事するらしいから入れないよ｣
嘘でしょ
LK｢大人しく家に居な｣
このドアぶち破るしかないかな…なんて
今の状況だと現実的な事なんて考えられない
LK｢入らないの？｣
｢え、いやその…。入れなくて｣
LK｢は？｣
｢ロックが壊れたみたいで…｣
今すぐにでも男になれたら気軽に頼れるのだろうか
LK｢うち入れば？｣
え？
｢いや、それは悪いよ。どこかホテル探して泊まるし！｣
LK｢はぁ…今の時間一人で出るには危ないでしょ。それにすぐ見つかるのかも分からないんだし｣
｢まぁそれは…｣
LK｢部屋着なら貸すから。入るの？入らないの？｣
正直、疲労と眠気で身体は限界を迎えているのは事実
｢…お邪魔します｣
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
