珈琲 ページ2
＿
prrr…
prrr…
「ん…」
「もう朝か…」
鳴り続けるアラームを切ってベッドから降りる
今日はダンスレッスンの日
「着替えないと」
私は服は好きだけどコーディネートは苦手
こんな時はあの子に決めてもらう
[どっちがいいかな？]
【写真】
「送信っと…起きてるかな」
ﾋﾟｺﾝ
[IN:黒のロンＴかな]
[IN:ヌナは何着ても似合うから大丈夫ㅋㅋ]
「黒ね〜了解」
何着ても似合う…
ほんとに？
着替えて準備が出来たらスタジオに向かう
ｶﾞﾁｬ
「うぉっ、びっくりした」
SM「おはようヌナ」
「おはようスンミナ」
ドアを開けたら目の前にスンミンがいた
変な声出ちゃったよもう…
「早いね」
SM「ヌナもでしょ」
「コーヒーでも買おうかと思って」
SM「好きだねコーヒー、まだ出来てないの？」
彼が言う出来てないとは
"カフェイン断ち"
「出来てませんよ」
SM「僕は量減らしたよ」
「知ってるよ、最近一緒に飲んでくれないからㅋㅋ」
「買ってくるから待ってて」
いつも行くカフェに着いて注文しようとしたら
横から手がでてきた
SM「コーヒー2つ下さい、アイスでいい？ヌナ」
「え、うん」
割り込まれたかと思ったよ
SM「はいどうぞ」
「ありがとう…久しぶりだね、こうやって一緒に飲むの」
SM「丁度飲みたくなってさ」
「…ふふっ」
優しいなぁ
「今日も頑張ろうね」
SM「だね」
どれだけ疲れていても、誰かと飲むコーヒーは美味しい
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作者名：momo | 作成日時：2023年9月20日 17時
