[ダンボール戦機]炎中の桜LBX (ページ49)

今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:49,901 hit

第47話ページ49

檜山のいきなりの発言に3人は驚く。

「え、見られるんですか！？」

「案内してやってくれ。」

「ヒル、お前も来るか？」

「いえ遠慮しときます。
私あの大会は好きになれないので。」

3人の疑問の視線を気にせず、
ヒルヨは出されたコーヒーを飲む。

「わかった。こっちだ。」

拓也はそう言うと店の中の
すぐ横にある分厚い扉の前に立つ。

「ここから会場に入れる。」

「え？」

「どういうこと？」

「闇の大会アングラビシダスは
このブルーキャッツの地下で行われるの」

「「「え！？この地下で！？」」」

3人は拓也に着いて行く。
残ったヒルヨはアキレスを修理する。

「全く、嫌われものだな。」

「それは大会ですか？
それとも…伝説のLBXプレイヤー…
“レックス”ですか？」

「どっちも…と言ったら？」

「ハァ…大会の方は嫌いです。
何故あんな大会を開いたのですか…」

ヒルヨは呆れ半分でそう聞く。

「さぁな」

「貴方も人が悪い。
檜山蓮…否…
伝説のLBXプレイヤー…レックス。」

「そう言うお前もな。
で、どうだアキレスは。」

「順調ですよ。
これでも…TO社のテストプレイヤー…
改善などそういうのは慣れてますから。」

「…そうか。
お、戻って来たか。」

2人が話していると
バンたちが戻って来た。

「どうだった…？」

ヒルヨはバンたちに
海道ジンがアングラビシダスに
出場するということを聞いた。

「へぇ…3体同時撃破ねぇ…

(テクニックといい
どんだけハイスペックなんだが…)

あ、バン。
はいアキレスのメンテ、終わったよ。」

「え、もう終わったの！？」

「えぇ。
でも一応北島さんに見てもらってね。
それじゃ、私は用事があるから」

「あぁ！ありがと！」

そしてアングラビシダスに向けて…
バンたちの1週間の特訓が始まった。