狂乱を舞う 【文スト】【男主】

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昨夜は福沢さんと乱歩さんにサンドされたような感じで眠り,翌日

服が無いため,福沢さんのお古をもらって着ている

福沢さん曰く,十代の時に知り合いから貰ったはいいものの,全く着ていない着物らしく,まるで極道の人が着るような格好いいもので,赤い生地には金色で龍が描かれている

めっちゃ高そう…

「ぃ…いいんですか？」

「いい…私では似合わんからな

あと家族になるのだから敬語は外せ

名も呼び捨てで構わん」

「わかりま…わかった

…諭吉」

そう言うと何故か硬直する福z…諭吉

「ねえねえ僕は！？」

「…兄ちゃん？」

「」←

「…へ？」

…何で二人共顔を両手で覆ってるんかな？(天然記念物)←

「しゃ…社長…兄ちゃんって…身長小さいから上目遣いなの可愛すぎる…

妹が出来たみたい…(ﾎﾞｿｯ)」

「あぁ…私は嫁みたいな娘が出来たみたいだ…(ﾎﾞｿｯ)」

「ねぇ二人して失礼なこと言ってます？」

「「言ってない(ｷﾘｯ)」」

「あ,ハイ…

…そういえばそろそろ出発しないと遅刻なのでは？」

「「…あ」」←

「あじゃない

ほら行きましょ！」

「一寸待って！

社長その羽織貸して！！」

そう言って乱歩さんは諭吉の羽織を取って僕に羽織わせた

「これでよしっ！

じゃあレッツゴー！！」

…何がしたかったのかわからないまま僕と諭吉は歩き出した

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