孤独 (ページ9)

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『じゃあさっきの人、ふっかのファンなんだ。よっ、さすが有名人！』

深｢いやその言い方バカにしてるだろ！笑｣

『でもさ、あんなに隠そうとしなくても。笑
妹なんだし見られても良くない？』

深｢いや、まぁそうなんだけど…Aのことはしばらく隠しとこうと思って！｣

『なにそれ、それって私みんなと外歩けないってことじゃん』

深｢それは頼む我慢してくれ、｣

まぁ多分出歩くとしても買い出し手伝ってもらうくらいだし、1人でも大丈夫か。

それにしてもあまりに衝撃すぎてまだちゃんと信じきれてない。

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買ってあげたお菓子をもぐもぐしてるふっか。

一緒に作るんじゃなかったの？

って聞いてみたら

今お菓子タイムなの！食べたらちゃんとやる！

なんて小学生みたいな逆ギレかましてきた。

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『…ねぇ、ふっかって料理したことある？』

深｢ないけど、ノリでいけるかなーって。あ、それよりこれ皮厚くない？｣

手伝ってくれるって言うから人参剥いてもらおうと思ったのに、なにこれほっそ。どこまで剥いてんのよ。

『ふっかありがとね、あとは私が切るから大丈夫』

もういいの？なんて聞いてくるけど他も任せたら大変なことになりそうだからとりあえず待っててもらうことにして。