孤独 (ページ13)

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ってことで今日は春夏に付き合ってもらって洋服探し。

春夏は唯一の幼なじみで大親友。私の家の事情も知ってて気遣ってくれる。

春｢Aが洋服買うの付き合ってって珍しくない？｣

『出かける時に着る服が無くてね…』

春｢今着てるのじゃダメなの？｣

『いや、こんなダサいの着ていけない！』

春｢…まさかデートとかじゃないよね？私をおいて彼氏とか出来てないよね？｣

『否定するのも悲しいけどデートじゃないし彼氏もいません。コンサート用の！』

春｢え、誰の！？｣

…そういえばグループ名聞いてなかった。

『…名前わかんない』

春｢は？｣

『いや、実はお兄ちゃんたちアイドルらしくて…

コンサート来ないかって誘われて』

春｢なにその夢みたいな話｣

『いや本当に夢なんじゃないかって。私もまだ信じられてないもん。』

そのあとしばらく春夏に問いただされて、

私ふっかたちのことなんにも知らないなぁ。

って改めて感じた。

『そうだ、春夏もよかったら来ない？』

｢え、行きたい！Aのお兄さん見てみたい！｣

ふっかの許可も得ないで勝手に誘っちゃったけど…まぁいっか。多分大丈夫。