孤独 (ページ18)

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それぞれやることがある人もいるから、食べ終わった人から自由時間っていうのがお決まり。

大体いつもふっかと翔太くんが先に食べ終わっておしゃべり好きなさっくんは最後の方なんだけど、今日は珍しくふっかも残ってる。笑

佐｢あ～美味しかった！ごちそうさまでした！｣

『お粗末さまでした。笑』

佐｢あ、やべ。そういえば飲み物切らしてたわ。俺コンビニ行ってくんね！｣

『いってらっしゃーい』

さっくんがコンビニに行って、部屋には私とふっかの二人きり。初めて会った時よりは兄弟らしくなってきたけど、やっぱりまだ二人きりは緊張する。

深｢…A？｣

『ん？どしたの？』

深｢俺らのコンサートどうだった？｣

『めっちゃ楽しかったよ！あんなに歌とダンスが上手いなんて知らなかったし。』

深｢寮でリハとかやらねーもんな笑｣

『あとね、ファンの人たちすごい幸せそうだった。自然と笑顔になってるし、色んなパワーもらえる。指さされた子なんて崩れ落ちてたよ？笑』

深｢…よかった。嬉しい。｣

『え、急に真面目になっちゃって怖い。疲れた？お風呂入ってきていいよ？』

深｢俺いつもふざけてるわけじゃねーよ！？風呂は入るけど！笑｣

『あ、そうだったの？じゃあいってらっしゃい～』

さっきふっかが一瞬悲しそうな顔をしたのは、気のせいかな。