発覚 5 ページ28
前回‥‥
「何を基準とし、何を以て
いずくんを後継者としたのですか」
何だか、姑と嫁のバトルみたいな展開ですね。
優己としては、自分のお兄ちゃん的ないずくんを心配しての行動なんですが。
それでは、どうぞ本編へ
-----------------
「＿＿＿＿＿＿あの場の誰も、動かなかった。
プロヒーロー達でさえ。
＿＿＿＿だからだ
“無個性”で
只のヒーロー好きな緑谷少年は
あの場の誰よりもヒーローだった。」
「・・・・・」
＿＿＿＿＿ヒーローに成る事が、いずくんの夢だった。
「認め・・・・・られたんですか・・・」
憧れていた人に。
「・・・・・オールマイト」
「なんだい？
まだ質問かな？いいぞ。どんどん来い！」
手を、「カモンカモン」的に動かしているが
もう＿＿＿＿＿質問する必要なんてない。
「いえ、違います・・・・・・
これからも、
いずくんを宜しくお願い致します。」
丁寧に。
敬意を少しでも多く、伝えられるように。
いずくんの未来を祈ってくれる、此の人に。
「いずくんを・・・・・
選んでくれて、有り難う御座います。」
涙が、流れてしまいそうになった。
自分の事では無いのに。
でも、それ程に嬉しかったから。
「・・・・・ああ、勿論。
任せてくれ、爆豪少女。」
出て来るのが遅過ぎる太陽は、朝日という弱々しくも確かな光を、私達の間に差し込ませた。
オールマイトが
いずくんの将来を照らし、導くものならば
「いずくんは、もう大丈夫だ」
＿＿＿＿＿そんな気がした。
-------------------
「オールマイト、すいません。
もう一つ、質問が有りました。」
去り際に思い出した、もう一つの疑問。
「＿＿＿＿＿貴方の力は、いずくんに譲渡さ
れ、衰えてしまっているのですか？」
『個性のお陰で、今迄の超パワーを出せて居たのなら、いずくんに譲渡した今、其の力は弱くなっている筈』
＿＿＿＿此の考えが妥当だろう。
「・・・・いや、それ以前からだ。」
「・・・・え？」
帰路に就いていた私とオールマイトは、また、お互いの目を見つめ合った。
そしてオールマイトは、何かを決意した様に目を閉じた。
「＿＿＿＿此れの影響だ。」
捲くられたシャツから覗く、おぞましい程の傷跡。
「・・・・其れは・・・一体・・・」
私は暫くの間、その場で絶句していた。
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泉桃花クラスタ - 爆豪君って難しいキャラですよね…夢主様を守りたいって思ってるのに逆に傷つけてしまったり…爆豪くんが素直になれる日が来るといいですね！ (2019年7月25日 21時) (
レス) id: 1a879c682f (このIDを非表示/違反報告)
♂ｒｅｏｎ♀(プロフ) - 琴琶さん» けなされたとは？どこに貶される要素がありましたか？このコメント欄に四面楚歌の読み方の最初の文字はこ、ではなくし、ですよ。あなたの言っている意味がまるっきり分かりません (2019年3月26日 11時) (レス) id: 49359375a8 (このIDを非表示/違反報告)
琴琶 - けなされた…。(泣)まあ、これからも一緒に発狂しましょう！こ…、四面楚歌さんw (2019年3月23日 16時) (レス) id: 57d839eeab (このIDを非表示/違反報告)
四面楚歌(プロフ) - は、はいっ！頑張ります！有難う御座います！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: 0dcecdf2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琴琶 - は、早くッ！早く更新して下さい！！頑張って！！ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 57d839eeab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四面楚歌 | 作成日時：2019年2月15日 23時
