一人と一人の贖罪 4 ページ20
例え
かっちゃんの悲しみや辛さが、優己ちゃんの何千分の一でも、
かっちゃんは、君を守ると誓った日から
それらを、背負い続けている。
潰されそうな位、吐き出したい位
かっちゃんは、ずっと君に謝り続けている。
だから優己ちゃん
どれだけ時間を掛けたって構わない
それでも、どうかかっちゃんと
もう一度、向き合って話をしてくれないか？
君への感情を、かっちゃんが吐き出せるのは
君しか、居ないのだから。
----------------
「・・・・谷くん！緑谷くん！」
「うあおあっ！？」
「すまない。
声を掛けても全く気付かなかったからな
大丈夫か？」
優己ちゃんの事を考えている内に、放心状態になっていたようだ。
飯田くんが、申し訳なさそうな顔をして、僕の顔を覗き込む。
「だ、大丈夫！ごめんね、ぼーっとしてた！」
「そうか？」
「珍しいね、
デクくんがぼーっとしてるなんて」
「あはは・・」
今僕は、飯田くんと麗日さんと一緒に駅に向かって歩いている。
「えっと、何の話だったっけ？」
「聞いていなかったのか？」
「ご、ごめん・・・・」
「今日の、爆豪くんの妹ちゃんのこと！
凄い可愛いかったよね！」
麗日さんが、興奮気味に話す。
「それより、僕は爆豪くんに妹さんが
居ることに驚いた。」
「ね！爆豪くん、全然お兄ちゃんって感じ
しないもん！」
「ああ。兄になれる性質なのか？」
「か、かっちゃんはね！
あんな事言ってたけど、本当は凄い
優己ちゃんのことを大切にしてるんだ
よ！」
今この場で、かっちゃんがどれだけ優己ちゃんが大好きか語りたいんだけど、話すとかっちゃんに怒られるから、言わないでおこう。
「へぇ・・・
ん？“優己”ちゃんて、妹ちゃんの名前？」
「あ、うん！優しいに、己って書くんだ！」
「確かに、優しそうな子だったもんねぇ！
・・・・胸も、あったし」
「え？」
「最後、何と言ったんだ？」
「え？私、何か言ったっけ？」
「「・・・・・・」」
最後の方は、何だか麗日さんの顔が麗らかでは無かったけれど、「それ以上は聞かないで」と圧が伝わって来たので、僕と飯田くんは口をつぐんだ。
そのまま話題は、この前の小テストへと移った。
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泉桃花クラスタ - 爆豪君って難しいキャラですよね…夢主様を守りたいって思ってるのに逆に傷つけてしまったり…爆豪くんが素直になれる日が来るといいですね！ (2019年7月25日 21時) (
レス) id: 1a879c682f (このIDを非表示/違反報告)
♂ｒｅｏｎ♀(プロフ) - 琴琶さん» けなされたとは？どこに貶される要素がありましたか？このコメント欄に四面楚歌の読み方の最初の文字はこ、ではなくし、ですよ。あなたの言っている意味がまるっきり分かりません (2019年3月26日 11時) (レス) id: 49359375a8 (このIDを非表示/違反報告)
琴琶 - けなされた…。(泣)まあ、これからも一緒に発狂しましょう！こ…、四面楚歌さんw (2019年3月23日 16時) (レス) id: 57d839eeab (このIDを非表示/違反報告)
四面楚歌(プロフ) - は、はいっ！頑張ります！有難う御座います！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: 0dcecdf2b2 (このIDを非表示/違反報告)
琴琶 - は、早くッ！早く更新して下さい！！頑張って！！ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 57d839eeab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四面楚歌 | 作成日時：2019年2月15日 23時
