ダウンヘッドスピードスライディング （只の土下座） ページ47
まだ春だからか、日が落ちるのは遅い。
そんな時間帯に、兄達は帰って来た。
ガチャンッ！！
この音を聞いて、私は顔を歪ませる。
乱暴なドアの開け方・・・・
「・・・・兄さん、ですよね・・・絶対」
絶対に兄だ。
兄以外、誰が考えられるというのだろう。(失礼)
「おかえりなさい」位、言ったほうが良いのでしょうか・・・・・・けど、どうせまた無視されるのでは？
だけど・・・・・・・
脳内会議の末、私は階段からリビングに居るであろう兄の姿を探した。
だが、
「い、ない・・・・？」
何処だ。
リビングへ降りて兄を探すも、何処にも兄の姿は見当たらない。
あの乱暴なドアの開け方は兄さん以外しません・・・・よね？
何処に居るんでしょう。
机の下？
テレビの裏？
冷蔵庫の・・・・・・中？
否、最後は有り得ないな。
じゃあ、自分の部屋に行ったのでしょうか？
でも階段を降りる時、兄さんとすれ違いはしなかったですし。
本当に・・・・・何処？
不思議と、隠れんぼをしている気分になった。
兄さんは昔から頭の回転が早かった。
だからか、公園で隠れんぼをすれば、何十分探しても兄の姿形を捉える事など、出来はしなかった。
途中、兄さんが居なくなったと勘違いして、一度大声で泣きましたっけ？
あれは一生の黒歴史ですね。
しまっておきましょう、心の箪笥に。
そうこう考えている時、後ろから低い威圧的な声が聞こえた。
「おい、入り口んとこで突っ立ってんじゃねぇよ。邪魔で入れねぇだろうが。」
「！！？」
驚いて後ろを向けば、眉間にしわを寄せた如何にも不機嫌そうな兄が居た。
え、何処から・・・・？
「聞こえねぇのかよ。邪魔だっつってんだよ。」
「へ？あ、え、あ・・・・あっ。す、すいません・・・！」
一瞬なんの事か分からなかったが、現実に戻ってみれば、私はリビングの出入り口前で突っ立って居た。
急いで飛び退いて、兄の通り道を作る。
「・・何時から、私の後ろに・・・？」
恐る恐る尋ねてみる。
答えが恐ろしいが、今までの現実の方が恐ろしかったのかもしれない。
それに、若し長い時間、兄の通り道を塞いでいたのなら、ダウンヘッドスピードスライディングをかまさねば。
意味不明ですね。訂正、只の土下座です。
文さえ合ってるか分かりませんし。
・・・・・はい、すいません。下らない茶番を入れました。
黒歴史→←名前の誇りとネーミングセンスは、何処に置いて来た。
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ソイク(プロフ) - 名前変更ってないんですか？ (2021年9月18日 2時) (
レス) id: 145d3835ef (このIDを非表示/違反報告)
はな - 名前変換は簡単なのでしてほしいです (2019年12月31日 13時) (レス) id: 32e6686df9 (このIDを非表示/違反報告)
悠吏(プロフ) - もし良かったら、名前変換出来るようにしてほしいです…(´･ω･｀) (2019年5月29日 14時) (レス) id: 0ccaf131b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - もっと優己ちゃん出してほしいけど、原作見返してるみたいでおさらいになるのでこれも良き。 (2019年2月13日 16時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ - 毎日チェックしちゃうくらい大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年2月12日 18時) (レス) id: 028fbbb864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四面楚歌 | 作成日時：2019年1月18日 23時
