コミュ障？いえいえ、只の不慣れです。 ページ39
「プレゼント・マイクの言ってた通り
受かったんだね！！
そりゃそうだ！！
パンチ凄かったもん！！」
可愛らしい動作で「粉砕！！粉砕！！」と言っている良い人。
だが僕は、個性を褒められたのと、女子とのお喋りの不慣れにより照れまくって、まともに良い人の顔を見れなかった。
それどころか、片手で目を覆い、もう片手で後頭部ら辺を意味も無く触るという、よく分からぬポーズになってしまった。
「いや！
あのっ・・・！本っ当あなたの直談判のおか
げで・・・ぼくは・・・その・・・・・・」
しどろもどろで申し訳ない・・・・！！！
「へ？何で知ってんの？」
「〜〜〜〜〜・・・」
良い人の質問に、僕はただ照れるしか出来なかった。
その光景を、爆豪勝己は静かに睨んでいた。
----------------
『ウチの中学から
雄英進学者が二人も出るとは！
特に緑谷は奇跡中の奇跡だなあ！』
担任が、職員室で笑いながら話している。
そして話が終わった後、緑谷は爆豪に人気の無い場所へ連れて行かれた。
『どんな汚え手使やあ無個性が受かるんだ
あ！！？』
案の定、緑谷が雄英に合格した事に疑問が有るらしい。
否、爆豪の事だ。疑問よりも、怒りの方が勝っている。
『史上初！
唯一の雄英進学者
俺の将来設計が早速ズタボロだよ！
他行けっつったろーが！！』
何時もの様に緑谷に対して、怒鳴り散らす爆豪。
何時もは此処で、緑谷が「ごめん」だとか言うのだが、
＿＿＿＿＿＿今は、違ったのだ。
自分の学ランを掴む爆豪の腕を緑谷は、掴んだ。
そして＿＿＿＿＿
『いっ・・・っ
言ってもらったんだ
「君はヒーローになれる」って・・・！
かっちゃん・・・！！
「勝ち取った」んだって・・・！
だ・・・だから・・・
僕は
行くんだ・・・！！』
--------------
＿＿＿反抗なんかしやがって・・・！
ぜってーーーウラがあるハズだ＿＿＿＿
その時の事を爆豪は思い出して苛ついていた。
同時に、授業の始めを知らせるチャイムが鳴った。
けれど教室のドアの前で話す二人は、その音に気付いていない様で、
「今日って式とかガイダンスだけかな？
先生ってどんな人だろうね
緊張するよね」
と、ほんわか話していた。
・・・・・話しているのか？
緑谷はまだ、おかしなポージングのままだが。
某青い狸（？）が某エネルギーチャージゼリーを飲む→←僕の「・」、ほぼ三つじゃない・・・？
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ソイク(プロフ) - 名前変更ってないんですか？ (2021年9月18日 2時) (
レス) id: 145d3835ef (このIDを非表示/違反報告)
はな - 名前変換は簡単なのでしてほしいです (2019年12月31日 13時) (レス) id: 32e6686df9 (このIDを非表示/違反報告)
悠吏(プロフ) - もし良かったら、名前変換出来るようにしてほしいです…(´･ω･｀) (2019年5月29日 14時) (レス) id: 0ccaf131b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - もっと優己ちゃん出してほしいけど、原作見返してるみたいでおさらいになるのでこれも良き。 (2019年2月13日 16時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ - 毎日チェックしちゃうくらい大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年2月12日 18時) (レス) id: 028fbbb864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四面楚歌 | 作成日時：2019年1月18日 23時
