君がくれた夏 ~紫~ (ページ5)

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海の家に着くとお客さんはもう沢山来ていた

すごいワイワイしてて、The陽キャの集まり

こーゆーのも苦手、だけど我慢我慢。

健「お昼休憩するから一旦閉めるよー！」

健太さんがそういった途端、えぇーとか言いながら

陽キャ達は出ていった

健「はい、全員集まれー」

集合ー！と言うとゾロゾロとバイト生が集まる

健「あれ、辰哉は？」

？「あれ、君、」

健「え、なに知り合い？」

佐「ふっかなら今海に行ってるよーってAちゃん!? 」

渡「ふっか海に行ってるっすよ健太さん」

なんか、色々パニック、

隣に立つ健太さんは知り合いなの!?とか質問攻めしてくる

確かに、佐久間くんは知り合いだ

知り合いってゆーか、

『クラスメイト』

健「あ、そーなの？笑」

この大きい方は分からない、

岩「あ、俺岩本照ね笑俺Aちゃん知ってるよ笑」

『はー、』

知ってると言われても私はあなたのことは知らない

隣の渡辺くんは隣の席の人だから、分かるけど

？「ごめーん遅れたーって、なんでAいんの？」

声がした方に振り向けば、

学校で1番人気者の深澤くんがいた

健「え、辰哉とも知り合い？笑」

深澤くんも同じクラスの人だ

深「同じクラスの人」

健「あ、まじ？バイト生Aちゃん」

佐「え！まじ？」

岩「女の子かぁ笑」

微妙な反応してくるし、渡辺くんはフル無視するし

深「えー！本当？じゃあ仲良くしようね」

1人だけ、よろしくねと言わんばかりに

私の肩に腕を乗せてきた

『あ、うん』

緊張で、胸が飛び出しそうだった

だって深澤くんは、

私が密かに気になっている人だから