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それから1時間経ったぐらいにお開きにしようかとなり
岩本くんは健太さんの相手してて
佐久間くんと渡辺くんがあと片付けをしてくれた
手伝おうと思ったんだけど
深「 ごめん、ちょっと抜ける〜 」
といい、またさっきみたいに私の手を引いてその場から抜け出した
渡辺くん達からはふざけんな〜とか言われてすごく申し訳なくなった
『 手伝わなくていいの? 』
深「 だーいじょうぶ笑 」
深澤くんと並んで歩いた、その時もずっと手は繋いだまま
午前に渡辺くんと途中まで来てた道を歩いていた
深 「 ねぇAちゃんってなべと付き合ってる? 」
『 ん?え? 』
深「 いや、今日会った時手繋いでたから 」
『 あれは、繋がれただけ 』
『 付き合ってないよ 』
深「 そっかー笑 」
深澤くんはどこか嬉しそうな顔をしていた
しばらくって程ではないけど10分ぐらい歩いたぐらいに
深「 ねぇ目つぶって 」
『 え、いやだよ笑 』
深「 いーから 」
『 怖いじゃん 』
深「 俺が手繋いでるから大丈夫だよ 」
『 …分かった 』
言われたどおりに目をつぶって、繋いでた手に少し力をいれた
30秒ぐらい目をつぶってから
深「 はい、開けて 」
と言われ恐る恐る開けてみた
そしたら、目の前にはすごく綺麗な海があって
たしか渡辺くんがここ行こうって言ってた光景と同じ場所だった
『 なんで、ここ 』
深「 俺の大切な人と来たかったから 」
『 え? 』
深「 ほんとは、めっちゃ自分から言うの恥ずいんだけどさ笑 」
深澤くんは私の方を向いた
深「 俺、Aちゃんのことが好き。良かったら付き合ってください 」
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作者名:ゆっこ | 作成日時:2022年9月24日 15時