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的確すぎて、耳が痛くて、頭に一気に血が上りすぎてクラクラする。
YG「作詞するような人間に羞恥心なんか無い」
『アーーーー！！！いやーーー！！！』
YG「アハハハハハ、なにAめっちゃ面白いな。恥ずかしいのはそっちなんだろ。図星かよ。かーわーいーいー♡」
『その言い方が可愛いです！録音してもいいですか！？』
YG「急にペンみださないで。お断りです」
ふざけてないと、ちょっとどうにかなってしまいそう。
え、え？
私、これ、そういうこと？
好きだから、尻込みしてる？
嫌われたくなくて？
がっかりされたくなくて？
やっぱり私じゃつまんないって、
思われたく…なくて？
『わぁ、やっ…』
思わず両手で顔を覆って、その場にしゃがみ込んでしまった。
指と指の間からユンギさんの作業部屋の床を見つめる視線の先が、ぼやけて滲むくらい恥ずかしい。
乙女的思考回路に慣れてなくて、気付かなかった。
私今、どんだけテヒョンさんが、好きなの？
YG「なんだよ、顔見せろって」
『ちょっ、やめっ…っ』
目の前にスリッポンの足先見えて、ユンギさんの声が頭の上にしたかと思ったら、両手を払いのけられて顎をとられて、強引に顔を上げさせられた。
YG「…あ、やっぱり。俺、Aのそのちょっと情けなくなった顔、すごく好き」
ユンギさんが目を細めて、にまっと笑う顔、ちょっと私に視線を強いるテヒョンさんみたいな顔してた。
私はユンギさんに好きって言ってもらってしまったことの方が衝撃的で、真っ赤になってた顔をもうどす黒にしてんじゃないかってくらい、熱くした。
YG「今それ、テヒョンが独占してんのか〜。なんだよ羨ましいじゃん。てか安心しろぉ、A。あいつ、お前のそのオロオロしてるやつ、絶対楽しんでるから」
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作者名：フネ55
| 作成日時：2023年4月22日 2時
