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◇TH ページ45

JM「何大声で愛を叫んでんの。めっちゃ廊下に響き渡ってたよ。住民を代表して文句言いに来ました。リア充死んでください」

Aと電話切った後、ドアをノックもせずに開けたジミナに開口一番怒られた。

「ジミナごめん。うるさかった?ちょっとAが俺を好きだって言い逃げしたからブチ切れただけなんだけど」

JM「詳細何一つ聞きたくなかったのに全部教えられてしまって今」

呆れた顔でベッドに座る俺の前まで来て、くしゃっと髪をかき回された。

JM「明日フライト何時?」

「6時半かな?」

JM「早すぎる。張り切り方半端ないな」

どさっと隣に座るから、ちょうど眠れなかったし話し相手になってもらおうと思ってジミナを見たら、向こうもそのつもりだったみたい。

興奮気味の俺を見かねて出てきてくれたのかな。

「ありがと、ジミナ」

JM「今俺、感謝された?どちらか言うと呆れてんだけど…ってか、どこで何する予定なの?」

ジミナはおっくうそうにあくびをしつつ、俺の隣にごろんと横になって、両手を頭の下に枕にして見上げてくる。

俺はウフフって笑って、



「Aの実家で星を観るんだよ」



って内緒の話をするように、教えてあげた。

もうみんな付き合いが長いから、お互いのプライベートのスケジュールは特に詮索も報告もしない。

だから、今初めてジミナにだけ話してる。

ジミナは、んん?って一瞬眉を寄せて、それから妙に具合の悪そうな顔をした。

あまり見ないその表情に、俺は、ん?て首を傾げて問いただそうとしたけど、

JM「…いやぁ、それおかしくない?え、実家なんでしょ?そんならAちゃんのご両親にご挨拶じゃないの?「お嬢さんを僕に!ください!」っていうアレ」



なんてこと言うもんだから、俺は今考えたことが吹き飛ぶ勢いで一瞬で固まった。

◇→←◆



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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年4月22日 2時

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