にばんめの恋 2【JK】- 私の初恋強奪事件 -

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はあっ、って大きく息を吸った瞬間、大きく開いた口に待ちかねたように熱い舌が入ってきて、私の舌に触れた。

『んふっっ！』

びりびりって、電流でも走ったかと思った。

ぬるぬると、口の中撫でてるだけだと思うのに、胸とかお腹とか、もぞもぞしてびくっと震えてしまうのが止められない。

ジョングクさんの首に手を掛けてたけど、力が抜けて肩まで落ちた。

なにこれ、なんで。

『はっ、ふ…っ』

何も考えられなくなる。

頭の芯までとろけるような口付けに、心も体も骨がなくなったみたいにぐんにゃり力が抜けてしまって、気が付いたらソファに背中を預けてた。

ジョングクさんが私の体を撫でてるのもわかるけど、こんなところでって理性よりもとにかくその。

何もかもが、良くて。

夢中でキスした。

　

不意に私を振り切るようにキスを解かれたけど、熱がぷっつり切れるのが嫌で、私はまた片目をちろっと開けつつむうっと顔をしかめて見せた。

ジョングクさんはくにゃって顔が緩んで、「ああもうっ」ってつぶやいた後に諦めたようにまた唇が降りてきたけど、啄むようにちゅってして、すぐ離れていった。

そんなんじゃ足りないから、追い掛けて頬寄せたら…すごく熱い。

JK「…はっ、Aちょっと、やばいって」

どさって私の上に覆いかぶさるように落ちてきたジョングクさんは、触れてるとこ全部熱い。

今更だけど、視界がフラフラして、酸欠だったかなって気付いた。

『ジョ、グ、さっ…はぁ、なんか、目、回る…』

JK「ふっ、はぁ、俺もだよ。てか、ほんとに、これ以上はちょっと、無理」

なんで？って思って首かしげたら、わたしの疑問符が伝わったのか、ぐっと太ももに腰が押し当てられた。

なんか、当たる。