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エレベーターが到着して、無言で乗り込んで、ジョングクさんたちが使うフロアのボタンを押すの見守りつつ、無言。

一体何の用事なんだろ、て思ってたらジョングクさんが咳払いして





JK「あの日は本当に、ごめんなさい」





不意打ちで、謝られた。




ひゅ、と喉が鳴って、息が。




チン、てエレベーターが到着したから、私はやっとため息のよう息を吐いて、ようやく呼吸を取り戻した、

心臓が急に仕事し始めて、どんどんと胸を叩くから、胸が痛い。

ジョングクさんはあの話を,蒸し返すつもりなんだと思ったから、体が勝手に緊張し始める。


息を吸うのも苦しくなって、逃げ出したくなってきた。



なんの返事もしない私を咎めもせずに、ただ先を歩くジョングクさんに着いて行ったら、そこはカラオケブースのような部屋だった。

ソファがコの字型に置かれていて、その前にローテーブルがあるだけの、簡単な部屋。

座って、て促されるままに腰を下ろしたら、ジョングクさんの方が、私から少し距離を置くように座った。

JK「…大人しいね。もっと嫌がられるかと思ったけど」

十分嫌がってるよ、て顔中で表現してやろうかと思ったけど、実際自分にそんな余裕があるわけでもなかったから、

『…あなたのお節介なヒョンが、あなたと顔を合わせたら、一度は話聞いてやってって、お願いされたから』

って、ここでこうして座ってる理由を教えてあげた。

ホソクさんが頼まなかったら、こんな状況なんか作らないよ。
 

 

忘れたわけじゃないから。


どんだけ、嫌な思いをしたか。



どれだけこの人が、恐ろしかったか。

◆→←◆You◆



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年4月19日 23時

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