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HS「テヒョンも、お前も不器用すぎて見てらんない。あとAちゃんが振り回されてかわいそうだよ。サブマネ、一回離れて正解だったかもって思っちゃうよ」

ホソギヒョンはちょっと乱暴に、俺の肩を拳でドンドン叩いて俺の涙止めようとしてくれて、俺はそん荒っぽさがほんとウェルカム状態だから、甘えてぐすぐす鼻を啜って、


「俺は、嫌です」


ぼそっと本音呟いたら、


HS「お前の都合なんか聞いてないよ馬鹿。とにかくグガは、当分Aちゃんに近付くな。お前がしたことは、立派な犯罪行為だよ」


って低い声で、耳元に苛立ち多めの言葉が吹き込まれた。




行動は慰めてくれてるのに、言動は全然そうじゃない。

ちぐはぐだよヒョン、優しいのと厳しいの、分裂してて笑えるよ。




でも、やっぱりそうか。

分かってたけど、俺がしたこと、ほんと完全アウトなんだ。

そこにユンギヒョンも追い打ち掛けて。



YG「わかった?ホソクの言う通り。お前はしばらくは訴えられないことだけ感謝して、当分大人しくしてること」



嗚咽はもう止まったけど、勝手に溢れてくる涙が止まる気がしない。





恋を始めたばかりなのに俺は、

ほんと大きくつまずいて、

自分が掘ったでかすぎる穴に落っこちた。

◇→←◇



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設定タグ:防弾少年団 , ジョングク , テヒョン   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年3月27日 6時

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