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俺は事情聴取かって雰囲気で、椅子ではなく地面に正座を強いられて、白状しろって2つの無情で恐ろしく冷たい視線に締め上げられた。


「…ピアスを…」


言わなきゃ一生この部屋出られなさそうな雰囲気だから、もうほんと渋々、墓場まで持ってくつもりだったことを、俺は口からどろりと吐いた。

HS「うん?ピアス?」

「開けたいって言うから、俺が開けました」

HS「…それでなんでこの事態になんの。平和的な話じゃんか」

拍子抜け、て声がするけど、俺は伏せた顔を上げられない。

正座した膝の上に置いた手、ぎゅっと握って次の言葉の準備をする。

ユンギヒョンはそれを見たのか、雰囲気で分かったのか、呆れたような言葉をホソギヒョンに言うのが聞こえた。

YG「ホソガ、んなわけねぇわ。こいつ多分」



「無理やり開けました」



YG「…ほら、な」

バシンって頭叩かれて、いてって肩すくめたら、バシンバチンって追撃来るたび手の力強くなって、最終的にグーでガンガン殴られた。

位置からしてホソギヒョンなんだけど、わりと真剣に嫌悪と腹立ちを感じるパンチに、自分のしたこと思い知らされて涙腺が緩んできた。

HS「固いよお前!俺の手が痛い!」

「俺はあんま痛くないです」


俺の馬鹿。

もう気分はほとんど反省の涙を流してるのに、反射で反抗してしまった。


HS「…ユンギヒョン、あのギター借りていい?」

YG「おーい、流血沙汰はやめてぇ」

ご立腹のヒョンと、心底呆れた声のヒョンたちに囲まれて、俺はこうなったらヤケクソで、




「あとチューしました。」

HS「えっ」

「あとおっ ぱい揉みました」

YG「あっ」






YG「犯人はお前か…」




間違いなく俺です。

◇→←◇



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設定タグ:防弾少年団 , ジョングク , テヒョン   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2023年3月27日 6時

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